自己紹介

初めまして。
アベルと申します。

Xで情報発信を始めたのもあり、ブログを始めることにしました。


今回は自己紹介をかねて自分の生い立ちから書いていきます。


まず自分はどんな人間かと言うと、
子供の頃から何をやってもダメで、勉強はできないし嫌い。覚えられない。


そもそも興味が無いから集中力も続かず、睡魔が襲ってくる呪文のような先生の話しを耐え忍び、早く帰ってゲームしたいな…とか考えてましたね。

小さい頃からそんなんだから、将来の夢とか目標なんてあるはずも無い。
いや…第一そんな俺が何も出来るはずがない。

そもそも何がしたいかわからないし、出来ない努力・苦労をしたくない。
そうやって自分で自分に言い訳して、苦労することから逃げてきた…。
要は何の取柄もない自己肯定感の低い人間なわけです。

特にやりたい事・目標もないし勉強もできないから進学する選択肢は無く、
高校を卒業したら就職しようと決めてました。
でも、当時は就職難の時代でなかなか内定が取れなくて、最終的には地元の会社に入社することに…。

社会人はスタートから闇期(病み期)になる


ただ、最初の選択が間違いで
あまりにも内定がとれなくて、しょうがなく身内のコネで地元の会社に入ることに。それも一番やりたくない接客業だった。

当然コネ入社だから嫌でも簡単に辞めると言い出せず、
結局8年もダラダラと続け、貴重な20代前半を無駄に消化してしまった。


それでも当時はやりたい事もなかったから、何か資格を取って転職するとか、その状態から抜け出す努力もしなかったな。

でも辞めた後はすぐに再就職できた。

それも興味のあった製造業に転職できたんだけど、
これが全く向いてなくて何も成果を出せない毎日。

しかも入社直後にリーマンショックが起こったから、
会社の経営状態も悪くなったことも重なって居づらくなり、1年も経たずに辞めることに。

自分から興味を持って就いた仕事だけに、この時はすごく落ち込んだし
「やっぱ俺って何もできないんだ…」とますます自分に自信を失うことに。

その後は正社員での転職は出来なくて、10年も非正規で彷徨い先の見えない極貧生活に耐えながら、貴重な20代から30代前半を棒に振ってしまった。

でも、そんな生活から抜け出したい。

「30代のうちに何とか正社員になろう!」

と決意して、今の会社の「正社員登用制度あり」に賭けて転職することにしました。

10年の非正規の末に。

それなりの苦労や理不尽なことにも耐えながら4年間の契約社員を経て、
ようやく正社員になれた!


やっと非正規の不安から解放され、
「これからは給料も上がるし、ボーナスも貰えるぞ!」と思うと嬉しかったですね。

と、まあこれまで仕事の話しをしてきましたが、その間恋愛もそれなりにしてきましたね。

40歳を目前に、ようやく正社員になれて生活も安定してくると、今度は結婚を本格的に考えるようになるわけです。


非正規の間も彼女はいたし、それなりに出会いもあったけど収入面から本気で結婚は考えれなかったんです。

ただ、タイミングが悪く正社員になれたのは2020年。
そう、新型コロナウイルスが流行した年で婚活どころでなくなる、、、。

しかも、コロナショックで仕事が激減し休みを増やされ給料は減らされ、
またまた貧困生活に逆戻りするハメに。

ひたすら耐えながら半年が経つと今度は中国がコロナから立ち直ったことから、一気に受注が増え毎日遅くまでの仕事で、5時間残業なんていう日も…。


休日は疲れた体を癒すため家でダラダラ過ごしてましたね。
「どうせコロナで外出もできないし」と婚活も遠のくことに。

転機があったのは、そんな激動の2020年が過ぎた翌年に仕事が落ち着いてきて1年以上会ってなかった友人と久しぶりに飲むことに。

田舎で車が欠かせないだけに今日の行き帰りの手段を聞くと、迎えを頼んであるとのこと。
そんな送り迎えしてくれるような関係の人居るのか?と思い追及してみると案の定「彼女ができた」と。

実はその友人とは2020年のコロナが流行する前に婚活パーティーに行こうとしてたんですね。


ところが、参加者が少なくて中止になって「また機会があれば行こう」って言ってた矢先にコロナが流行。婚活パーティー等のイベントも一切無くなったなかでも、

「どうしても彼女が欲しかったからマッチングアプリを1年前から始めて、最近やっと彼女ができたんだ」と。


マッチングアプリ自体は知ってたけど、なんか胡散臭いと思って手を出す気には
なれなかった。


でも、そんなこと言ってられない。


「俺も、本気で彼女さがそう」

そう思って次の日にはアプリに登録してましたね。

40歳を目前にマッチングアプリで婚活開始

使ったアプリは一番登録者の多いものから選んで始めました。

まず、地元で26歳から35歳くらいに限定して検索すると何人か出てきた。
とりあえず、その中から気になる女の子にイイネをしていく。

そんなことを一週間くらい続けていたとき、出張先のホテルでの朝。
部屋でくつろいでいるとスマホに「マッチングしました」と通知が。

すぐにアプリを開いてみると、前日にイイネした一回り年下の子。

写真を見てタイプの子だったけど、一回りも違うし
「相手にされないだろうな」とか思ってただけに嬉しくてすぐに
メッセージを送ると返事がきた。

何通かやり取りをして、嬉しくてウキウキしながら仕事に向かいましたね。

翌日もメッセージを何通か交わして、すごくいいカンジだったから
思い切ってLINE交換できないか聞くと相手からIDが送られてきた。

もうそこからは、アプリのことなんかすっかり忘れてたな。

次の日には電話で話して、その次はビデオ通話までして、会う前から顔を合わせて話してた。

途切れることのない会話。

もう好きになりかけてた。
彼女も「好きになりかけだと思う」って。

その時はマッチングして一週間もたってなかったけど直接会って話したい。
その気持ちを抑えられなくなってた。

その日の電話の中で

「明日会おう」

住まいは同じ市内だからいつでも会える距離。
平日の仕事終わりに会う約束をした。

しかも
彼女は一人暮らしなんだけど、そのアパートに迎え入れてくれるって。

今、考えると舞い上がってたし急ぎ過ぎてたな。

仕事を終え、家に帰ってから支度をして彼女の家に向かう。
近くまで行って電話をすると家から出てきてくれた。

黒のワンピースが良く似合う、童顔で丸いメガネをかけて可愛らしい。

家に上がり、改めて軽く自己紹介をするんだけど、何かぎこちない。
電話ではあれだけ話せてたのに、実際に会うと何を話したらいいのかわからない。

何か話さないと。あれだけ楽しみにして会いにきたはずなのに。

当たり障りのない会話が続く…。なんか気まずい…。

そんな状態で時間だけが過ぎていく。

夜も遅くなり何も出来ないまま帰る時間になった。

帰宅したあとLINEすると

「来てくれてありがとう。でもゴメン。〇〇くんと付き合うのイメージできなかった」

何となくわかってた答え。

でも、実は会った瞬間から感じてた。
なんか冷めたような態度。

俺「2人で一緒にアプリやめようか」
彼女「もっといい人いるかもしれないし…」

最初の会話がそれだったから、もうどうしていいのかわからなくなってた。
気持ちが打ち砕かれたようだった。

あからさまに今までと違う。
せっかく食べ物も用意してくれてたけど、食べられなかった。

でも、いい歳した男が人見知りとか、会話のリードも出来ないなんて情けなかったな。

そこから彼女を楽しませることができたら違う結果になったのかも。
後悔しても遅いけどホント落ち込んだな。

ほんと好きになってたし。

と、こんな具合にアプリでの婚活はいきなり天国から地獄をみることに。

ただこれは始まりで、ここから更に苦難の連続を味わうことになるなんて…。

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